こんにちは。たちばなです。case135の続きを書きます。



多重債務者として、師匠に救済を受けるにあたり・・・・・契約の直前に、

「本当にこの人を信じて契約してしまっていいんだろうか・・・・・?」

と思った時期が数日間ありました。事前のカウンセリングでは、いろいろと耳障りの良い言葉を師匠から浴びせられ・・・・あまりにウマい話だと思った私は、一時・・・・師匠に対して猜疑心を持ったという事です。


「借金に時効があるのを知っていますか?貸金業者の借金は返済止めてから5年で時効なんです。時効を狙う事が良いか否かは別にして、時効があるという事実は、債務者側にとっては有利な法律の情報でしょ?時効を知らない法律家は、まずいないでしょう?でもそれを教える法律家もいないよねぇ。だから法律家が行う債務整理は、債務者の為になっていないでしょう?

現にあなたは、新潟と東京の二人の弁護士に接見したんでしょう?その弁護士はあなたに借金の時効を教えましたか?教えていないから、巡り巡って私の所へ来たのでしょう?」


この言葉を貰い、私は「ぐうの音」も出ませんでした。私はその時、ハラを決めたんです。平成22年2月の話です。現在の師匠と契約し、救済を受けたんです。



師匠と契約する事で、どんな”矢のような催促”や、自分に不利な信用情報の拡散、銀行からの報復措置、があるのかを恐れおののきながら、師匠のコンサルテーションを受け続けましたが・・・・・・実際は、自分が想像していた債権者側の対応策の10%程度でした。無論、それなりの準備をしていたからに他なりませんが・・・。


【国内法は借りるまでは貸す側。借りてからは借りた側が絶対的に強い!】

を肌で感じたんです。



ここで一つ注釈をつけます。


前段で、「借金の時効」について記述を致しましたが、現在、我々が行っているコンサルテーションは基本的に、借金の時効を狙って行いません。だって、時効を狙ったらコンサルテーションの契約が最低でも5年になってしまいます。これは、債務者にとっては長すぎますからね。


以上、注釈を終わります。



元々、私が商っていた小売業は、師匠のお世話になり始めた頃には既に、「営業利益の段階で赤字」が出ていた状態だったので、存続させる意味がない、って思っていましたが、創業社長である親父の悲しむ姿を想像していたので、親父が生きている間は絶対会社を続ける、と思っていました。


6億円の負債のうち、5億9千万円は父親が社長の時代に作った借金でしたから、父親にすれば自分の息子がそれで何年も苦しんでいる姿を見ているのはしのびなかったでしょうし、そんな親父ですから、case135で記述した、親父に対する私の無心に関しては、親父は全て呑んでくれました。今思えば、明らかに間違った会社経営でしたが・・・・・。


たまたま、と言うのも変ですが、師匠からのコンサルテーションを受けてから7か月後に親父が死にました。

晩年の5年間の親父は非常に哀れでした。地元では名士の部類に入る親父ではありましたが、会社の資金繰り相談に私と銀行へ同行する「連帯保証人」としての親父は、ただただ頭を下げるばかり。


また、実は親父はかつてそこの銀行での勤務経験があり、いわばOBです。叱咤される銀行の支店長や副支店長、融資担当者は自分の後輩。更に副支店長は、自分の娘(私の姉)の中学校時代のクラスメート。

そんな人間たちに、「給料を取りすぎだ!」とか、「状況を考えろ!」とか、「無給にしろ!」とかいわれ、ただただ頭を下げ続ける、という親父の心労は、少なからず親父の寿命を縮めたであろう、と思っています。証拠などありませんが・・・・。



そんな折、親父が死にました。この時、「会社をやめよう!」って思ったんです。迷いはありませんでした。

幾らか周辺に迷惑をかける事は判っていましたが、私は優先順位を考えました。第一優先は家族です。

あとは、一部に恨まれるのは仕方ないって思いました。

破産したって、債権者には恨まれる。家族も悲しむ。

だったら、債権者には恨まれても、家族が笑っていた方がいい!って思ったんです。


尤も、破産は「させて貰えなかった」事は、case135でも書きましたけどね・・・・^^;。




次の仕事として・・・・

工事現場の交通整理や、コンビニ定員の夜勤、友人を頼って就職口の斡旋を・・・・などと考えながら、師匠のコンサルテーションを受けている内に・・・・・・あまりにも師匠のコンサルテーションの見事さにすっかり魅了されてしまった私は、「自分も先生みたいになりたい!」って思ったんです。


自分の経験を生産したい!って思いをこめて、

「my exoerience puroduct 」

の頭文字を取って、会社名を「エム・イー・ピー」にしたんです。

なんどもなんども申し上げますが、師匠も私も・・・・・法に抵触するような事はしていません。





「自己破産させない屋」を始めて2年少々経過したんですが・・・・・・最初は、

「新潟で新潟の経営者を助けていきたい!」って思って新潟で活動していましたが・・・・・誰も信じてくれませんでした。

今でも、新潟の私の友人のほとんどが、「怪しい仕事に手を染めている。」っていう評価が多数みたいです。

随分と、友達も減りました。青年会議所時代に、新潟県の要職を務めた経験がある私は、県内各地に友人がいたものですが、現在も付き合いがある友人は・・・・ほとんどいません。ほぼゼロと言っていいでしょう。



いざ、という時に・・・・本当に困ったときに・・・・友人ってあんまり当てにならないなぁ・・・・。

これは私の私見ですが・・・^^;。



二年前に「自己破産させない屋」ではなく、「資金繰り支援コンサルティング」として、新潟県内のとる異業種交流会での仕事をスタートしたんですが、周辺の評価は冷ややかでした。

その内、その交流会で、私を除名にするなどいう話が湧き上がったりして・・・・・・私は、その会を追われました。




実際、現在でも私は都内にも「出入り禁止」の異業種交流会があります。それも複数。

そこには大抵、上層部に「士業」の先生方がいらっしゃるんですけどね・・・。まぁこれはこれで仕方がないです。












私は、「借りた金を返すな!」と言いたいのではありません。

返せる人は返した方が良いに決まっています。

でも、case135で示した通り、返せないで、悩んで病気になったり死んでいく人が後を絶たない。

士業の「債務整理」が、助けになっていない事も客観的データを元に、前述しました。


我々の仕事もコンサルティングである以上、依頼人が契約のハンコを押さなければ、仕事は出来ません。

また、ビジネスである以上、後払いとは言えお金を頂きます。

契約を強要する事など出来るはずもなく、強要などすれば、たちまち私の悪評は世間の知らしめるところとなるでしょう。


私のセミナーや、個別面談などで我々の仕事を理解した上で・・・・・

それでも「弁護士さんの指導のもとで、破産を含めた指導を受ける。」と、当事者が仰るのなら、私はその判断を尊重します。でも、多重債務者にとっても、選択肢が多い方が得策である事は間違いない事ですから。我々の様な仕事がある事は絶対に知っておくべき事柄であると強く考えています。





地球上には人間のみならず、クジラからミジンコまで数多く生物が存在します。人間もその生物の中の一つに過ぎませんが・・・・・数多く存在する生物の中で、自ら命を絶つ行為をする生物は、ほかならぬ人間だけです。

また、その人間の社会でも、日本は一番ではないが世界有数の自殺大国である事もデータが示しています。

「借りた金は返すもの。」とういう、日本では当たり前の事も・・・・欧米では、「貸した側にだって、責任はある。」という考えが、広く一般的であります。


【先進8か国(G8)のなかで、連帯保証人制度があるのは日本だけ】

と言う事実が、その証拠の一つになるのでは??





私だって、日本文化に触れる日本人として、「借りた金は返す」という考えを否定するつもりはありませんが、各々の金銭的環境を踏まえ、「優先順位を考えて頂きたい!」と、強く申し上げたい!

こんな事を毎日毎日都内で申し上げて続けて参ります。








アクの強い仕事ですから、私の仕事内容に賛同できない方もいらっしゃいましたし、本ブログ読者の中にもいらっしゃるでしょう。

そういう方は・・・・・・簡単です。本ブログを読まなければ良いし、我々とコンタクトを取らなければ良いのですから・・・・・。

コンタクトも取るも取らないも・・・・・「優先順位を考えて」下さいね。





今日も私は言い続けます。

自己破産しちゃいけない! 自殺はもっとしちゃいけない!!





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