たちばなです。

数か月前に横浜市内でセミナーをさせて頂いた時に、ご聴講頂いた不動産業者のMさんから久しぶりにお電話を頂きました。

「ワタシの仲間で、資金繰りに困っているヤツがいるんだけど・・・・・助けてやってくんないかな?」との事。

電話の向こうで、Mさんのすぐ隣にいらっしゃる、との事で電話を代わってもらいました。


横浜市内の飲食店経営者、Gさんです。30代男性。会社を作って事業を始めて初決算が上がるのが間近、といった状態。現在3店舗を経営しておられます。また一部他のお店についても、「フードコンサルティング」的な立場で、指導をしているとか・・・・。


「電話じゃなんですから、明日の午前中なら池袋で時間取れますから、コーヒー代二人分持って、私に会いに来ませんか?」とお誘いし、先日の午前十時に池袋駅前のいつもの喫茶店でお目にかかりました。


Gさんは不動産等の資産を持っておられません。そんな中で、マルホの融資が約1千万円。月額元利返済が約20万円。その他、個人でのクレジットでの借金が約250万円。いずれもリスケをしておられず、返済の延滞もなし。


一店舗を売却予定との事で、そこで入る資金を「つなぎ資金」に充てて・・・・その間に、またマルホ融資を新規で融資受けて、更につないで・・・・・・なんて目論みがあったようですが、店舗の売却完了まで、もう数か月。マルホの新規融資も、本人曰く「もうすぐ」なんだとか。

また秋がもう少し深まると、フードコンサルティングの入金も結構あるんだとか。


近い将来の資金ねん出の目算は立っているが、差し当たって今月の従業員の給料の資金が捻出出来にくい、との事で、冒頭の不動産業者のMさんに、幾らかの「応援」をして欲しい旨を相談に行ったところ、Mさんから「俺がカネを貸すより、面白いヤツがいるから紹介する。」との事で、Mさんがワタシにお電話下さった、という事です。




Gさんは、ご結婚されており、お子さんもいらっしゃいます。いつもの質問。

「あなたは資金的に追い詰められています。周辺全ての方を喜ばす事はもう出来ません。ワタシにも出来ません。債権者と家族のどちらを喜ばせたいですか?」と。


Gさんは即。「モチロン家族です!」。


答えは出ました。案件としては難しくないので、我々は仕事をさせて頂きます。

詳細はここでは書けませんが、Gさんの案件の場合、「もうひと手間」加える」事で、更に事業の資金繰りを改善できる算段が出来そうなので、その為の助言をしました。


「それ、ホントですか?」と。


「あなたにウソをつけば、紹介者のMさんにご迷惑がかかるでしょ。そんなすぐバれるウソつきませんよ。」と説明。


半信半疑な態度で私の話を聞いていた、Gさんの態度が激変しました。”前のめり”になりました。

そこから、想定されるコンサルティングスケジュールと事業の資金繰り改善時期の提示を行い、


「どうします?やってみます?成功率は100%ですよ。だって、国内法は借りるまでは貸す側。借りてからは借りた側が絶対的に強いんですから。マルホ融資の弁済ルートを理解すれば、返済を後回しにしても問題ない事はGさんもお分かりになったでしょ?」


等々、説明を行い、契約に向けて後日打ち合わせを重ねる事に致しました。




金曜日は、毎週ワタシは新潟に帰る日。Gさんとの面談を終えた後、池袋から新潟に帰ろうと、軽く腰を浮かすと・・・・Gさんが立とうとしません。

「なんか、他に質問あるの?」と聞くと・・・・・。Gさんは言いました。


「たちばなさんも、3年前は今の私と同じ立場だったんでしょ?それが巡り巡って、ワタシに指導してくれる立場になったって事は、ワタシも救済受けてしばらく経験すれば、私もたちばなさんの仕事が出来るって事ですよね?私、たちばなさんの仕事にすごく興味があります。私はたちばなさんの弟子になりたいです!」などと・・・。


「お気持ちはありがたいですが、私は以前やっていた小売業で、人を使う事に疲れています。今は独りで仕事をしているのが、すごく心地よいです。この仕事は、あなたから見れば楽そうに見えるかもしれませんが、日常的に疑われ、貸金業者からは恨まれ、士業からは弾圧を受けます。ワタシが”たちばなはじめ”などと偽名を名乗っているのも、不当な弾圧を受けないように、また家族を守るためにやっていることです。

あまりおススメ出来る仕事じゃないですよ。」


と申し上げても、Gさんは考えを改めません。私は言いました。


「それじゃ、”提携”って言う事でどうですか?私は都内で私の仕事の主旨を理解し、”人命救助・債務者救済”に同調して下さる方に”私のプロモーターになって下さい”ってお願いしています。現在5名ほどのプロモーターさんがいらっしゃいます。6人目になってくれたら、私の仕事も深く理解できるし、そこから知識や経験を重ねていかれたらどうです?私には弟子を取るなんて度量はありませんから・・・^^;。」



Gさんとは、クライアントとして、またプロモーターとして、二重にお付き合いしていく事になりそうです。




Gさんは、私との面談を終え、すぐに紹介者のMさんにお礼の電話をされたそうです。

私からもMさんにご紹介のお礼の電話を差し上げると、Mさんから、

「Gのヤツ、”たちばなさんの仕事をオレもやりたい!”だってさ。”そんな簡単なモンじゃないから、やめとけ”って言っておいたよ。」ですって・・・・^^;。




でも、私も三年前に救済を受けて、「オレも師匠の様になりたい!」って言った時、家族も含めて、周辺の全員が反対しました。でも、私は現在、この稼業で収益を上げられている。そして家族を養えている。

なんでもやってみなければ、ワカンナイもんですよね。


私の座右の銘


「新しい事を始めるとき、いつもそれは不可能に感じる。 ネルソン・マンデラ」


Gさんだって・・・・・大化けするかもしれない。私も凌駕されてしまうかもしれない。でもまずは本業の飲食店を立て直さなければいけませんけどね。




でも、私だって人間。賞賛されれば悪い気はしません。お目にかかって二時間弱で「弟子にしてくれ」なんて言われれば、ビックリはしましたけど、なんとなく清々しい気持ちになりながら、Gさんと別れ、上越新幹線に乗る為に大宮へ向かいました。


連休明けから、本格的にGさんのコンサルテーションは始まります。











話しは変わり、


case 169でご紹介した、Hさん。第二会社方式を選択されるとの事で、我々の同業者、って言うか同志のコンサルにご紹介したところまでは、case169で書きましたが、昨晩、そのHさんからお電話を頂きました。


「たちばなさんにご紹介頂いた、先生の始動を継続的に受けるために、契約をさせて頂きました。紹介料の支払いをしたいので、請求書を送って欲しい」との事。


Hさんの電話での声は、神保町でのセミナーで初めてお目にかかった時のトーンよりも2オクターブくらい明るくなった様に感じました。

私から、

「大切な息子さんの将来の為に、〇〇先生の指導の下で頑張ってくださいね!」と話し、電話を切りました。



クライアント自らが、喜びながら電話を下さって、自ら「請求書を送ってくれ」と、電話をくれる・・・・。こんな仕事を辞められるはずはありません。

本ブログ前段のGさんとの面談の前に、Hさんからの電話のやり取りがあれば、Gさんに、Hさんとのエピソードを交えて、もっと積極的に提携の依頼が出来たかもね・・・^^;。












一方で、クライアントの件数が増えてきますと、コンサルテーションを実施して、事前に説明したとおりの収益が出ているのに、お支払を頂けない方も出て参りました。

他への支払いを優先してしまっている様です。電話かけても出ないし、折り返しも電話くれない。

こういう悪質な方は、支払期限を決めて、それを守って頂けない場合は・・・・コンサルテーションを中止するしかないですね。

その当該者を善意でご紹介下さった方にも申し訳が立ちませんからね・・・・。一方で、我々だって暴力や脅迫などで、手数料を回収するわけにもいきませんから、不誠実なクライアントには、コンサルテーションを中止するしか手段がない、って言う事ですよね・・・・。


ここにも「借りるまでは貸す側、借りてからは借りた側が強い!」の理屈が成り立つのです。









世の中には、誠実な方も、そうでない方もいらっしゃいます。清々しい思いもすれば、胸クソ悪い思いもします。でもそれらも含めて、全員に申し上げます。


「自己破産しちゃいけない! 自殺はもっとしちゃいけない!!」



自己破産防止のための中小企業の資金繰り改善法 公式ホームページ


中小企業の資金繰り改善法 facebookページ


中小企業の資金繰り改善法 twitterアカウント

-----