こんにちは。たちばなです。

先日、久しぶりに地元の新潟で講演の依頼を受け、90分のお時間を頂き、お話しして参りました。


「公益社団法人 新潟法人会豊栄地域部会」っていう組織。


新潟市西区(旧豊栄市)地域の中小企業経営者の集合体。年一回の交流会を兼ねた集まりの第一部として、「中小企業の資金繰り改善法」と題してお話しさせて頂いたんです。聴講者は約20名。


都内で日頃開催している内容とベースは同じなんですが、少し「新潟色」を強め、比較的年齢が高めの聴講者が多かったので、少しゆっくりめに話し、要点を絞ってみたんです。どうにか、好評を頂きました^^;。



一次会は、和室でお膳。数名のコンパニオンさんが給仕下さり、和気あいあい。

一応、「センセイ扱い」して下さった様で、上座中の上座にお席をお取りいただき、座りづらいのなんのって・・・・^^;。



この度の講演の設えに関し、ワタシの講演を協力に推薦して下さったSさんは、元々青年会議所時代に仲良くしてくれていた友人。

彼は更に・・・・同じく友人で、新潟県の糸魚川地域で仲良く活動させて頂いた、Nさんにもお声かけ下さり、ご聴講の労を取って下さったのです。


「case 192」でも書きましたが、ここのところ青年会議所関連でのご縁が続き、本当にうれしく思っています。

設えの労を取ってくれたSさんや、遠方から来てくれたNさんの為にも、必ず「聴いて良かった!」と思って頂きたくて、寒い寒い新潟の夜でしたが、汗をかきながら魂込めてお話しさせて頂きました。





懇親会では、たくさんの方がお酌においで下さり、その際に色々な質問を投げかけて下さいました。

知っている限りの知識で全てお答えさせて頂きましたし、恐らくご満足いただけたのではないか、と一人満足していましたら・・・・・・お一人の方がワタシにアプローチ。



新潟県内で国内大手保険会社に勤務されるAさん。

「ワタシの保険のお客様で、ぜひご紹介したい方がいらっしゃいますので、お時間取って頂けますか?」と。



翌日、新潟市西区内のファミリーレストランでドリンクバーを頂きながら、Aさんのお話しを伺いました。

新潟県県内で、料亭を営む70歳の独身女性社長。B子さん。代々続く歴史ある料亭ではあるが、B子さんは独身であるから、今のところ跡継ぎはナシ。直近の決算での販管費明細では、社員給料が2600万円だから従業員は6~7人程度か。負債が約4億円。事業所を兼ねた料亭は抵当権設定。他はマルホ。

銀行への元利返済はリスケを実行中とは言え、延滞ナシ。元利返済は月額で100万円前後。

B子さんは、もう数年間報酬を得ず、年金でメシを喰っている状態。従業員への給与は二か月ほど遅延。

一部税金の滞納もあるようです。



AさんがワタシにB子さんの会社の決算書を見せながら丁寧に説明下さいました。

「たちばなさん、B子さんは助かりますか?」と。


ワタシは言いました。

「なにを以って、”B子さんの救済が成功”となるのか基準が無いので何とも言えませんが、少なくとも”破産”を念頭に置く必要はありませんし、事業も続けようと思えば続けられます。営業利益でプラスが出ていれば続けるメリットはあるでしょうが、営業利益でマイナスならお止めになった方がお金が逃げないでしょう。また、借入金返済を踏まえた銀行との付き合い方ですが、70歳で跡継ぎが居ないのに、無理して事業所を保有し続けて、毎月百万円もの返済するなら、銀行側に担保物件の事業所を差し押さえて貰って、競売かかってから、買ってくれた先に賃料払ってご商売を続ければ、銀行への返済も無くなりますし、固定資産税も払わなくて良いです。競売・差押え中であっても、住んでいられますし、ご商売を続けられます。失礼ながら、B子さんの年齢を踏まえれば、商売を続けられるのは10年そこそこでしょう?しかも銀行の返済を止めれば、従業員への遅配も解消できると思いますが・・・・。

もっと言いますと、このままの状態でB子さんが亡くなってしまうと、ご親族に迷惑がかかる可能性が出てきますが、今のウチに担保物件を処分してしまえば、十分借金の弁済行為になるのですから親族に迷惑がかからなくなります。重ねて言いますが、担保物件を差し押さえられても、居住できますし、事業継続出来ます。またその後競売で落とす人間が、我々やB子さんの息のかかった人間であってはいけない、と言う法律は無いのです。だから、B子さんは、ゼーンゼン問題ない方、という事になります。

もっと言うと、一億円に満たない事業所に4億円も貸し付ける銀行に、まともな思考回路があるとは思えませんし、こんな融資状態にしてしまった銀行には、十分に”貸し手責任”がある!って言う事です。」






少し長くなりましたが、こんなことをAさんにご説明申し上げたんです。

Aさんは、来月早々にB子さんの事業所に出向く用事があるそうなので、ワタシの話しを伝え、今一度面会の約束をし、お別れしました。


この話しで我々がB子さんと契約し、資金繰りが改善されれば、保険マンであるAさんとB子さんの会社での保険契約も継続されるはず。B子さんは被保険者としたまま、「契約者変更」をしてしまえば、この保険はB子さんの資産にならないので、差し押さえにならず・・・・・まぁこの辺の知識は、イチイチ私が講釈しなくても、Aさんはご存じでしょう。あえて口に出さずにおきました。






特段、「故郷への愛着」が強いタイプではないと自認していますが、やはり、地元で仕事の依頼を受けると何となく、「必要とされる喜び」が強いです。こんなことを言うと、他の地域の既存客に怒られてしまいそうですがね・・・・^^;。





「case 193」で書いた、北海道の方からお電話頂きました。

なかなか、切羽詰った様子が電話の声からも、うかがい知る事が出来ました。弁護士さんに「破産しかないですね。」と言われたそうです。

彼は、「とにかく家を残したい。破産したくない。」の一点張り。

破産を回避する事で、この方の救済が成立する、と解釈すれば、この方の「救済の定義」は、前述の新潟の案件よりも、随分ハードルが低い事になります。


ワタシから、この方に言いました。「借金にも税金にも時効があるのは教えてもらいましたか?」と聞くと、少し時間が空いて「いいえ。」と。ご本人の意向を尊重し、上京されるそうです。日程が決まったらまた連絡下さるんだとか。こちらも更なる進展が出て来ましたら、また書こうと思います。



今日は、週の始まり月曜日。

火曜日から木曜日の朝まで都内に潜伏。面談依頼が現時点で3件。

木曜日の夕方に岐阜に入りセミナー。金曜日に新潟に帰る予定です。



北海道であっても、新潟であっても、岐阜であっても、東京であっても、言う事は同じ!


自己破産しちゃいけない! 自殺はもっとしちゃいけない!!


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