こんにちは。たちばなです。

本日は日曜日。昨夕に新潟に4日ぶりに帰ったのですが・・・・・一面の銀世界。ワタシの地元も10センチほど雪が積もった様です。

新潟県人にとって、この時期の除雪作業は宿命。怠け者のワタシは・・・・除雪機が欠かせません。

今日は、メンテナンスをして積雪に備えなければ・・・・・。



さて先日、都内で開催されたセミナー。120分ほどお話ししたんです。ワタシのセミナーは現在120分がフルセミナー。会場や主催者のご意向によって、90分・60分・45分。30分っていうのも一回あったかな^^;。

やはり、120分しっかりお話しさせて頂きますと、聴講者への訴求力お格段に上がります。



そのセミナーでの聴講者は7名と少なかったものの、その後のお問い合わせは3件。「効率が良い」と言えば、そう言えなくもない・・・・。

あんまり効率を喜んではいけない仕事なんですけどね・・・^^;。でも、現在の日本社会においては、それだけ資金難の経営者が多い、という事。





という事で、都内で美容業を営む40代経営者と面談しました。恵比寿駅近くの喫茶店にて。

セミナーの申込みと併せて、当社ホームページに「個別面談」の依頼を下さっており、セミナー終了後に待ち合わせをした上で、個別面談をする事が決まっていた方でした。Hさんです。



Hさんは世襲経営者。お父様からの事業を世襲し、それを維持しながら自分なりのオリジナリティを加え、これまで経営されてきましたが、業界の慢性的な不況により、売り上げが減少。人員整理を進めるも収益減少の速度が早く、なかなか利益確保に結びつかない。

更なる、経費削減で、引き続き人員整理を進めはじめたところに・・・・・当方からのセミナーのご案内。

「面談は無料」とあったので、ご依頼下さったそうです。


直近の年商は約9000万円。借入金総額は3000万円。

メイン銀行は、地元の小さな信用組合一行のみ。お父様の自宅を担保に入れ、元金と利息を合わせて毎月70万円程度の返済状況でした。


ワタシは、金融機関対策として、「リスケ要請」を勧めました。

Hさん曰く、数か月ほど前に、信組の担当者にリスケをほのめかしたところ、担当者から「リスケせずに融資を受けては?ご融資しますよ、」との返答があったとか。


「それなら、融資を受けたうえで、手元に資金を残してからリスケを受けては?」と申し上げました。

「そんな事が出来るんですか?」とHさん。


「セミナー聴いたでしょ?国内法は借りてからは借りた側が強いんですから、究極的な話として申し上げると、貸し手側が合意するとかしないとかは関係ありません。会社を存続させる事は、Hさんにとっても、銀行側にとってもその方が良いのですから。手法がマイノリティなだけであって、何ら出来ない事はありません。むしろ我々はそれを推し進めるコンサルテーションを本流としています。」


Hさんは、銀行にリスケを要請する事だけでも「一大事」と考えておられる様子ではありましたが、前日聴講したワタシのセミナーで、「誰を守る?債権者?家族?」が頭をよぎり・・・・・「お世話になろうと思います」と。



Hさんとは、「後日またご連絡します。」と、一度お別れし、ワタシは次のアポイントへ。



その日の夜、11時近かったと思います。他の客先と打ち合わせ中でしたが、ワタシのケータイにメール着信がありました。Hさんからでした。「話がトントン拍子過ぎて・・・・コワいです。」と。

更に翌日に、Hさんから再びメール。

「資金調達が出来そうだし、人員整理を進めた効果がそろそろ出ると思うので、その行く末を見てから、またたちばなさんに相談したい。一度キャンセルさせてほしい。」と。



契約を強要など出来ませんから、Hさんの要請を受け入れ、キャンセルを受けました。

しかし・・・・・ここで「穴の空いたバケツ」の理屈です。

Hさんの「バケツ」には底に大きな穴が空いています。ここに水(資金調達)を入れ、バケツを満たしてもすぐに干上がってしまう。水を入れる作業(資金調達)はいつまでも続けられません。

まずは穴をふさぐ作業をしなければいけないのに・・・・・。ましてや、お父様のご自宅が担保に入っているのですから、この水(調達資金)は、真っ赤な血が混じった水であると言えます。



メールで、この様に応答したのですが、Hさんの考えは変わりませんでした。キャンセルでした。

いや、「数か月様子を見たい」というご意向でしたので、また雪が解けて温かくなり始めた頃にご連絡が頂けるのかも・・・・。

温かくなり始めた頃にまたご相談を頂いて、負債が大きくなっていない事を心からお祈りしていますが、

現状の日本社会構造と、Hさんが従事している業界の事情を考えると・・・・先行きは暗い・・・・・と考えるのは、ワタシの見解。私の見解が的外れである事をお祈りしています。




ワタシも三年前に、資金繰りに困窮し、破産を考えていた頃に、ワタシを助けてくれた師匠との出会いを果たし、始動を受ける事になった時には、それはそれは怖くて、大いに尻込みをしたものです。

でも、それを後押ししたのは、母親の言葉でした。


「お父さんも亡くなったし・・・・6億円の借金背負ったのは、あんたのせいじゃないよ。師匠の指導受けたら?」


これで、ワタシは決心し、三カ月で爆発的に資金繰りを改善させたんです。

Hさんにも、ワタシの母親の様な「後押しのきっかけ」が必要みたいですね。それがワタシのセミナーであって欲しかったのですが・・・・・それでは、彼を決心させるインパクトが弱かったみたいです。力不足を感じています。








翌日、池袋のいつもの喫茶店で、都内で士業を営む方のご相談を受けました。

50代男性のSさんです。冒頭のHさんと同じセミナーを聴講された方。この方は即決でした。


総額の負債が約2000万円。すべてマルホと無担保融資。代表者保証のみ。ご自宅は賃貸。Sさんは資産を保有していません。士業としての売り上げは毎月100から200万円もあるのに、月額の元利返済は90万円もあったんです。



東北ご出身という事もあったのでしょうか。ワタシからこう言いました。

「Sさん、こりゃ金融機関の言いなりになり過ぎです!すぐに取り掛かれば、毎月数十万円の収支改善が出来ますよ。」と。


Sさんも、Hさん同様にワタシのセミナーを聴講されているので、ワタシの話す意味を理解するのは早かったです。面談時間は一時間かかりませんでした。喜んでお帰り頂きました。








同じ会場で、同じ時間、同じセミナーを聴講し・・・・・・

お一人は不安を増幅させ、コンサルテーションをキャンセル。

お一人は勇気をみなぎらせ、コンサルテーションを進める。


ワタシのセミナーでの受け入れ方は、「人それぞれなんだなぁ・・・・」と改めて思いました。




先日、先月の岐阜セミナーを主催して下さり、来週は横浜と名古屋でのセミナーを主催して下さる、Gさんと少し話したのですが・・・・・・

「首都圏地域でのセミナーではウケがいいけど、地方では少しドギつ過ぎるかも・・・」との指摘を受けたのを思い出しました。


同じ会場で、同じセミナーで、受け取り方が人それぞれなんだから、首都圏と地方で、多少セミナーの色合いを使い分けた方がいいかも・・・・・と、考えています。ただ、地方でもウケが良い時は良いんですけどね^^;。







来週は、火曜日に名古屋でセミナー。水曜日と木曜日に二日連続で横浜でセミナーします。

名古屋から横浜への移動中に、静岡で面談依頼があるので、途中下車します。

イロイロ、言葉を選びながら今後もセミナーを進めますし、磨きをかけて参ります。



でも、言いたい主題を同じですよ。

自己破産しちゃいけない! 自殺はもっとしちゃいけない!!



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