こんにちは。たちばなです。

本日は月曜日。新潟の自宅からのブログ発信です。


先週、東京で4件。奈良・京都・静岡で5件。一週間で9件の資金繰り相談に乗りました。

東京での4件は全て救済を始めます。地方での5件のご相談は2件のみ救済が動きます。


「インターネットで、都心と地方の情報格差は無くなった。」なんて話しを聞いた事がありますし、ワタシもかつて新潟で小売業を商っていた時は、そんな風に思っていたものです。

しかし・・・・現在、国内でも非常にニッチでマイナーな仕事をしていますと・・・・都心と地方の情報拡散を強く感じます。



大変に手前味噌なおはなしではございますが、ワタシもWebの世界での一部の方々の中では、「知っている人は知っている」という存在になりつつあるのかなぁ・・・・と思わなくもありません。

ホームページの検索数や、ブログのページビューなどをチェックしましても、それを感じます。


一番大きく感じるのが、「依頼人の紹介件数」です。少し気になって昨年使っていた手帳を開いてみました。

昨年9月一か月間のご相談件数が、9件。

今年9月一か月間のご相談件数が24件。三倍近くに増えました。

実際に救済の為に動いた件数は、昨年9月で6件。今年9月が16件。比率としては双方とも三分の二。

今後も比率が変わらないと仮定して、救済件数を増やすには・・・・・ご相談件数を増やすしかない。

その為の手段として、ブログを通じて更なる情報発信や、セミナーの開催が不可欠、と改めて認識しました。


ここでワタシが、少し懸念しているのが、地方での実績。

実際、首都圏(東京・千葉・神奈川・埼玉)での契約比率は面談してから8割ほどあります。

しかしながら、地方でご相談に乗らせて頂きますと、その契約比率は4割ほどに下がります。

ワタシの地元、新潟ですと・・・・3割を切ってしまいます。


その思いを引きずりながら、先週も奈良・京都・静岡を廻らせて頂いたんですが、先週もやはり4割。

その中には、「良く検討したい。」とか「家族の者の了解を。」との事で、意思を保留されてている方もいらっしゃるのですが、保留の後に時間を経てご連絡下さる方のほとんどが、当初より更に事業状態を悪化させてからの再相談依頼なんです。


「なんとももったいない!」っていつも思ってしまうんです。

「あの時、実行していれば、今頃はウマい酒が飲めていたはずなのに・・・・」って思うんです。







先日、奈良県のとある会社のご相談に乗りました。とある事業を営む会社。

間もなく創業が100年を迎えるそうです。60代男性のMさんです。


「たちばなさんのホームページを見て電話しております。Mと申します。息子がたちばなさんのホームページを見て、ワタシに勧めて参りました。ご相談に乗って頂きたいのですが。」というお話しが約十日前。

数日後にその街を訪ねたんです。奈良県って・・・・・中学校の修学旅行以来。

広大な敷地に、材料や資材の在庫。歴史を感じさせる本社社屋。と思えなくもない。

息子さんは、30代男性。来年に結婚を控えています。社長の後継者である事は自身も周辺も認めています。


Mさんはこの会社の経営者としては、祖父・父・兄に続いて4代目。

「8億ほどあった負債をワタシの代で、どうにか3,5億まで減らした。」とのMさんのお話し。

しかし、現在の売上が年間1,5億円に対して、借入金総額が3,5億円。直近で黒字の決算は出ているものの、銀行から新規の融資を断られ、リスケを検討しているとの事。

月額元利返済は180万円。奇しくも、私がかつて返済していた金額と同額でした。



ワタシから申し上げました。

・リスケは問題の先送りであって根本解決にならない。利息に充当されるから永久に借金が減らない事。

・リスケには交渉が必要であり、多くの資産を保有しているMさんは交渉に不利である事。

・そもそも銀行と交渉する事に意味がない、と我々が考えてる事。

・リスケするなら、元金も利息も止めるくらいのリスケでないと意味がない事。

・取引銀行よりも家族や従業員を守る経営をして頂きたい事。

・貸金業者が資金を貸してくれない時点で、その業者は”事業の足かせ”でしかない事。



これらを話し、最後に申し上げました。

「Mさん、あなたは先代がこれまで作ってきた、負債を半分にした、とおっしゃいました。そして、息子さんに後を継がせようとしている。

半分になったと言ったって、事業そのものは債務超過。息子さんに継がせるのは酷ではありませんか?

息子さんは来年結婚。前途洋々たる未来を控える息子さんの為に、半分に減らした負債をご自身の代で、もっと消しませんか?

我々にはそれが出来ます。無論、破産なんかさせません。事業は続けて頂きます。

一時的に返済を止めて、事業を再建させて、事業が浮上してきたら、自身の意思で返済を再開させれば良いではないですか?銀行よりも息子さんの将来を優先させるべきです。

Mさんの代で、2年から5年ほどかけてそれを実行し、Mさんが古希の祝いを迎えるにあたって、財務状況が改善した会社を息子さんに譲る。事業承継としては最高かと思いますが。

ホームページをご覧になって、ワタシにお問い合わせて下さっているのですから、Mさんもとより、息子さんは我々の手法をよくご存じかと。

ヤバい事なんかしません。違法行為などもってのほか。国内法に基づき粛々と手ほどきして参ります。」


Mさんは言いました。

「銀行と良く話し合いしないと・・・」


「Mさんの事業の状態では、銀行と交渉する事に意味はありません。返済を止めない限り事業が良くなりませんから。彼らがどんなに譲歩しても、利息は止めさせません。利息払いのみでその場を凌いでも、半年か一年毎に銀行と交渉して・・・・・・・Mさんはあと何年生きるんですか?

彼らと交渉したって”返せ”としか言いません。返せる状況になったら返せばいいんです。国内法はそれが認められています。また返せない期間が5年経過すれば、時効です。

資産の差し押さえについても、事前に対応策が分かっていればその為の準備をしておけばよいんです。

だから、彼らと交渉する事に意味はありません。」


Mさんは、答えません。ワタシは続けます。


「銀行と交渉しなくて良い代わりに、Mさんがゼッタイに交渉しなければいけない、最も重要な交渉相手がいます。それは、”自分自身”です。息子さんは、現時点で役員でもなんでもないので、交渉相手ではありません。事前に説明は必要かと思いますが。

要は、Mさんがこの我々のマイナーな救済手法に自分自身で折り合いがつけられるかつけられないか?という事です。ですから、Mさんがもっとも交渉しなくてはいけない相手は自分自身なんです。」





「少しの間、考えます。息子にも相談しなければなりませんし。」とMさんは答え、面談終了しました。

面談時間130分。


Mさんなりの意図があって、ワタシとの面談には息子さんは同席されませんでした。

息子さんにすれば、ワタシのホームページを確認し、紹介した張本人として、父親とワタシの面談内容は、大変に気になっていた事でしょう。


面談終了後、Mさんからご紹介を受け、息子さんにご挨拶だけ申し上げたんですが、息子さんは不平そうな様子を一切見せず、ワタシと名刺交換して下さいました。父親に対し、全幅の信頼と尊敬を抱いている感じが良く解りました。

「来年ご結婚だそうで。おめでとうございます。」と申し上げました。


それだけに!Mさんにはなんとか踏ん切りをつけて頂きたい。息子さんの為に。嫁いで来られるお嫁さんの為に。

Mさんの”最重要交渉相手”であり、”最大の敵”は、自分自身である、という事です。







最近強く思います。私見ですので、読者の同意は求めません。


「東京こそ偏狭の地」ではないかと。東京が日本の標準である様なイメージを勝手にしておりました。

その中で、一部の方々にワタシの仕事が理解され、一部の方々のご協力によりワタシの事業が成立した事で、私は勝手に世論からの支持を受けた気になっていました。

でも、地方での実績を踏まえると、ワタシはまだまだ、全然支持を受けていません。いや、むしろ警戒されている感すらあります。

東京で、少し有名になったからって、その気になっていたワタシは・・・・やはり奢っていました。強く反省。

ワタシの仕事に対する真の社会の評価は、東京ではなく、地方にあるのだ、と思い直しました。

今後もやるべき事は変わりませんし、会社が東京神田小川町である事も変わりませんが、これまで以上に地方を廻らせて頂き、”真の債務者救済”を希求し続けて参りたいと思います。




ワタシには、華々しい経歴はありません。

元銀行員でもありませんし、元エコノミストでもありません。ただの元多重債務者です。

これまでに出版依頼を受けた事はありますが、ワタシには、著書出版が仕事の性質上、救済の為の最優先事項には思えませんでした。

ただただ、自分の経験を各地でお話しし続けていく事こそが、最優先事項と信じていますし、それは今後も揺るがないです。



お陰様で、国内各地で協力者が数多く手を挙げて下さる環境にはなりつつあり、嬉しく有り難く思っております。今後も各地で積極的にお話しをし続けて参りたいと考えております。

プロモーターさん、支部さん、ワタシの仕事に共鳴し、協力して下さっているすべての方々の為にも、偽りの無い救済を施し、キチンとそれの対価を得て、人助けとビジネスを両立させてまいります。









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