こんにちは。たちばなです。

本日は月曜日。新潟の自宅からのブログ発信です。


地方行脚の一週間が終わりました。大阪・東京・福岡・仙台を廻りました。走行距離はどのくらいになるんだろう。月曜日に大阪でセミナーさせて頂いたんですが、もう遠い昔のことに感じます(笑)

本日はOFF。一日しっかりお休みして、明日はまた10時から東京で仕事。明日は朝6時に出勤して都内で三泊四日で仕事します。



さて、そんな一週間の中で、今回は福岡でのご相談者のお話しをします。


福岡セミナーの主催者は、認定事業再生士の村上義文さん。

半年ほど前にワタシのセミナーを聴講頂いて以来、ワタシの想いに共鳴し、「人助けに協力する!」としてから「自己破産させない屋・福岡支部」を名乗って頂いています。


認定事業再生士が主立って行う、依頼企業に施す事は・・・・主にリスケ交渉のサポートと伺っています。

ワタシは、セミナーで・・・・・

「リスケなんかしちゃいけない!問題の解決策ではない!意味がない!社長が死んじゃったらどうする?しわ寄せは全部後継者に!」

として、企業のリスケを否定しています。

村上さんにとっては、当初のワタシの話は受け入れがたい内容であったと思います。

村上さんは、「でも・・・・この情報が昨今の中小企業の救済情報にふさわしい。」と思い直し、現在のワタシとのお付き合いがあります。


そんな福岡支部さんの記念すべき第一回目の主催セミナーだったんです。聴講者は10名。

初回としては、お見事な数だと思いました。

得体の知れない、たちばなはじめなる人物が東京からやってきて5000円の聴講料を取って3時間しゃべる・・・・・・「Stop the 自己破産」と銘打って・・・・・。村上さんの集客のご苦労は並々ならぬものであったと想像致します。村上さんには心から感謝申し上げます。



福岡で開催頂いた、ワタシのセミナーを踏まえ、ご感想をご本人のブログにしたためていらっしゃいます。

ワタシをJAZZの巨匠になぞらえて下さいました。

信用調査会社出身のご本人らしく、興味深い情報満載のブログです。

よろしかったらご一読頂ければ幸いです。

http://ameblo.jp/mrsasabune/entry-11943421614.html






さて・・・・そんな福岡セミナーで、ご縁を頂いたご相談案件。

聴講者のお一人のFさん。50代男性。独身でご両親と同居。半年前に飲食店を開店されました。


半年前に喫茶店レストランを開業されましたが、予想売上の半分にも満たない状況。

開業後にほどなく父親が病に倒れ、母親はここのところは介護疲れ。Fさん自身も事業不振に加え母親のフォロー。結局どっちつかずの状況になり、お店の不振が深刻化。

Fさんは事業の廃業を考えていました。


政府系含めた金融機関からの借り入れが、1000万円と少々。月額元利返済は約17万円。返済原資の捻出に苦慮していました。

政府系は担保設定なし。銀行からはマルホで融資受けており、Fさんは保有資産ナシ。ご両親と同居していますが、ご自宅は父親名義。お父上はFさんの負債の保証人ではありませんでした。


WEBを検索し、福岡市内の弁護士事務所に相談に行ったところ、ご本人曰く、「即座に破産を勧められた」と。全国規模でCM展開されている法律事務所でした。

破産費用が180万円と提示を受け、その原資の捻出を新たに借金して・・・・・という段階で、福岡セミナー主催者の村上さんに声かけられ、ワタシのセミナーにおいでになった、というワケでした。


「Fさん、保有している資産を投げ打たないと破産は出来ない事は知っていますよね?

でも、Fさんは保有している資産は無いんですよね?だったら”取られるモノ”が無いんだから、破産する必要はない、と思いませんか?

月に17万円を支払う事に苦慮しているFさんに、”180万円払ってくれたら、破産させてやる”って言った法律家が、本当にあなたの相談相手だと思いますか?

その180万円を捻出する為に、また借金をしたとして・・・・その180万円貸した方はあまりにも不幸で浮かばれませんよね?

まして、Fさんはお店の廃業を検討されているんでしょ。資金の捻出に更に時間がかかる事は明白です。

収入が無くなるのに、お金を貸す人が・・・・果たしているでしょうか?

こんな状況で債務整理やって費用が180万円・・・・・。

こんなやり方でもって”救済”などとうそぶく人間は・・・・・愚の骨頂。

Fさんを破産させて、手数料をハネたいだけなんですから、そんなところに相談に行ってはいけません。

しかし・・・・それが全国的にTVcmを展開する事務所なんですから、その法律家の体たらくですよ。

セミナーで借金に時効がある旨をワタシはお話ししましたが、そのセンセイは時効は知っているはずでしょう?でもそれをあなたに教えず、破産を勧めたんですよ?

そんな人物はあなたの相談相手ではない、という事ですよ。気づいて下さい。

尤も、我々は借金の時効なんて狙ったりしませんがね。」


ワタシから破産させない為のコンサルテーションにまつわる費用をFさんに提示させて頂きました。

180万円の5分の1以下の金額提示しました。


「こんななんですか?」とFさん。


「えぇ、大儲けこそしませんが、ワタシはこの金額で事業として十分採算が合います。しかも破産させないんですから、Fさんがワタシの提案を断る理由は無いでしょう。

イヤモチロン、ワタシが”疑わしい”と思えば、無理に契約する必要はありません。

でも、ワタシは年内に村上さんの取り計らいでセミナーの再演がある事が決まっています。村上さんとのお付き合いはこれからも続きますので、必然的にワタシはFさんをだます環境に無い事は気づいていますよね?

だから、本当の事しか言えないし、そんな事やったら、ワタシは今後福岡に来られなくなっちゃいますよ(笑)」




表情が次第に明るくなっていく様子が伺えました。

「たちばなさんのお話しを踏まえて、週明けに村上さんに改めて相談して決めたいと思います。少しお時間下さい。」とお答えを頂き、

「ワタシは急ぎませんから、じっくり検討下さい。ただ、こうやっている間にもお店の赤字は垂れ流し状態になっている事をお忘れなく。」と答えてお別れしました。






ワタシは、飲食店のコンサルでは無いですし、そもそも料理が出来ません。

でも、飲食店の資金繰りのご相談は本当に多く、日常茶飯事と言っても過言ではありません。

ワタシにご相談においでになる職種の中で一番多いかもしれません。


ワタシの私見ではありますが・・・・・・今日(こんにち)の飲食店業界では、

「ウマいものを作っていれば、客は黙っていてもついてくる。」

という時代は既に終わっている様に強く感じます。

一方で、どんなに立地や接客が良くても、味が良くなければ絶対に流行らない事も事実。



立地・接客・演出・味・値段の5大要素が全て揃わないと、なかなか儲けが出しにくい業界になっている様です。

「安くでソコソコ美味い」というお店があまりに多く、顧客側に選択肢が多すぎる、という事も言えるでしょう。



一方で、ワタシの神田の事務所の近くにある、ラーメン屋さん。いつお店の前を通っても、常に行列。

二回ほど、行ってみたんですけど・・・・・ワタシはそんなにウマいと思わない。

でも一方では行列が引きも切らない。これは立地やプレゼンテーションの勝利なのではないかと。


まぁワタシの味覚が普通じゃないのかもしれませんが(笑)







他の業種に関わる方々なら当たり前の事ではあるのですが、飲食店経営に頓挫する、ワタシへのご相談者のほとんどは・・・・・・・

・料理が好き

・名店の〇〇で修業した

・腕前に自信がある

これだけで、安易に事業を始める方がものすごく多いです。一部例外もあるでしょうが、これではなかなか事業は長続きしない事は、ワタシにご相談においでになる方の口ぶりをお聞きして良く解っているつもりです。


Fさんが、事業を半年で見切ったという事で、読者は「早すぎないか?」と思われた方もいらっしゃるかと思います。でもいたずらに継続したとしても、赤字は垂れ流し続ける。

素早い見切りは、時として重要である、という事です。





このFさんとの面談のあと、福岡県内でラーメン屋さんをご夫婦で営む、奥様がご相談。

「お店は借金の返済が出来ないばかりか、そもそも採算が合っていないので、数百万円の業者さんへの未払いがある。ワタシは止めて働きに出て欲しいが、夫が”日銭は大事”として踏み切ってくれない。」というご相談。


「お気持ちはお察ししますが、ご主人が私にご相談に来ない以上、ワタシは動く事が出来ません。ご主人にワタシにお電話下さるように、ご説得ください。」と話して終わった事を踏まえると・・・・・・。





いたずらに粘って傷口を広げず、早めの見切りが大切である、と思わざるを得ません。

根性や気合いだけではどうにもならない部分が少なからずありますから・・・・・。









福岡で相反する二人の類似業者の決断として本日のブログと致します。

ただいずれにしても、破産しなくて良い人間が、高いカネを取られて破産させられている事実は、このお二人にはご理解頂いているようです。ワタシのセミナーをご聴講頂いているのですから。





資金繰り改善の第一歩は”知る”事から!

国内法は、借りるまでは貸す側。借りてからは借りた側が絶対的に強い!

自己破産しちゃいけない!自殺はもっとしちゃいけない!!


自己破産防止のための中小企業の資金繰り改善法 公式ホームページ


中小企業の資金繰り改善法 facebookページ


中小企業の資金繰り改善法 twitterアカウント

-----