こんにちは。たちばなです。

本日は金曜日、東京神田小川町の弊社事務所からのブログ発信です。


本日はこれから山形に向かい、面談一件。その後秋田に移動し宿泊の上、土曜日に秋田の依頼人と面談。東北地方を行脚して参ります。

秋田・山形を仕事で訪ねるのは・・・初めてだなぁ。保守性の強い街という事は知っていますので、ワタシの話が受け入れられますかどうか・・・・。


まぁお二方とも、ワタシのセミナーを聴講された上での依頼ですので、好意的には迎え入れて下さるおは思いますけどね(笑)






さて先日、奈良市内のホテルで大阪府のとある事業主と面談しました。40代男性のYさん。

二週間ほど前に、当方のホームページを通じて、「奈良でのセミナーに参加したい。」とお申込みを頂き、セミナーを聴講。その上で翌日に設定した個別面談の時間にもお申込みを頂き、ワタシが宿泊したホテルまでお越し下さったんです。


Yさん自身はご自身で起業された、ITエンジニア。特に借金や資金繰りに困っている方ではありません。

しかし、お父様もかつて事業をされており、Yさんは二十歳そこそこの頃に、お父様に命令され、ワケもわからず、事業の借入金の保証人に。


その後、長い時と経て、Yさんはご自身が保証人になっていた事などすっかり失念。

お父様は、事業に失敗。そして自己破産。保証人だったことを銀行に思い起こされ、その返済について疑問を頂きながらも交渉を継続。

そんな事があれば、「差押えの目に遭ってしまう。」として、家の購入などはせず、現在は目立った資産なし。


Yさんの事業は順調とは言え、自分の意識から遠ざかっていた保証債務の返済を楽々できる状況ではなく、リスケなどを実行し、数年。その後弁護士に相談したら、破産を勧められ・・・

「なんでオレが破産をせなあかん!?」と提案を突っぱね、その弁護士に代理人だけを依頼。

代理人を立てれば、債権者が直接Yさんとコミュニケーションを取る事は出来なくなり、そこで時間稼ぎをしている状況でした。

負債の総額は約4000万円。返済はリスケにリスケを重ね・・・・毎月2万5千円を支払継続中でした。


そしてこの度、債権者から、「250万円で和解に応じる。」という連絡が弁護士を通じて入り、どうしようか、というご相談内容でした。


「妻からは、早く解決しよう。早く解決して家を買って暮らそうと言われておりまして・・・」とYさん。


ワタシからアドバイスしました。

「早く借金問題を解決したいのに、250万円を毎月二万円ずつ払ったら、10年以上かかりますよね?

そして、二万円ずつを払わなかったら五年で時効ですよ。早く解決したい、って言う欲求とは反対の行為ですよね?

早く問題を解決しようと思ったら、二万円払っちゃダメなんじゃないですか?

訴えられて負けて時効が10年に延びたとしても、2万円払う10年と2万円払わない10年って・・・どちらが得なんでしょう?

裁判で債権者に訴えられて負けたって、時効が10年に延びるだけ。

同じ10年で、2万円払う10年と2万円払わない10年と・・・どちらが得でしょうか?

代理人をして下さっている弁護士さんだって、ただでやってくれてるわけじゃないでしょう?

毎月2万円ほど払っていたら、合計で4万円浮くんですよ。


奥様名義で家建てていれば、奥様は保証人じゃないんだから、差し押さえになんかならない。

そしてローンの原資の一部が出来ますよね?


Yさんは以前から保証人としての危機感をお持ちだった様子ですので、結果的に差しさえに遭うような、目立った資産をお持ちでない事は、結果的に正解でした。



しかし、絶対的に不正解があった。それは債権者と弁護士と通じて交渉の手段を残してしまっていた事。

”早く借金問題を解決したい”、って言う欲求があるのに、早く解決しないような行動を取っているんじゃないですか?


借金問題を早く解決したいなら、弁護士さんは失礼ながら代理人を解任。代理人費用と払うのを止めれば、勝手に辞めてくれます。

そして、債権者からの提案等は、基本的に応じる必要はありません。

電話にも出なくていいんじゃいですか?出ても、「ウチはお金はありません。法的手続き取っていいですよ。」と言い続ければ終わり。取られる資産が無いからね。


我々と契約する必要もありませんよ。放置しておけばその内時効が来る。

だいたい、債権回収会社(サービサー)も、その債権1000円とか2000円とかで銀行から買い取ってるくせに、Yさんに250万円払えって・・・・随分図々しい話じゃないですか。

そんなのにまともに取り合う必要ないですよ(笑)


それに時効も来なくていいんじゃないですか?払わない事は変わらないから、返済を止めた一か月目から、既に借金問題は解決している、って言う事です。後はYさんや奥様のお気持ちの問題ですから。

心配になったら、電話下さい。アドバイスはして差し上げます。

でも何にも起きませんよ。あなた方夫婦が、いたずらに必要以上に心配する以外は。


反対に5年でも10年でも時効が成立したって、その後事業が上手く行って、お金がたくさんできたら、

「ご迷惑をおかけしました。時効は来ていますが、お支払します。」って言えば、彼らは絶対に受け取る。



これで万事解決じゃないですか?

問題を早く解決しようと思ったら、払っちゃダメなんです!」







こんなやり取りで、約40分の面談が終了。ニコニコとしながら軽い足取りで大阪府内にお帰りになりました。






その日の夜、Yさんからメールを頂きました。一部匿名性を確保する為に、文章を加工しています。

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今朝は早朝に有難うございました。

私なりに覚悟?をしたなりにこの2年を過ごしてきたわけですが、こういう話なので誰彼に相談するべくも無く、少々心のどこかにモヤモヤした感覚が残っておりました

先ほども弁護士の先生から電話があり、債権回収会社の返答期限(先週の金曜日)が過ぎていますが、どうしますか?と連絡がありました。

私からはそのままほっといてくださいと言いましたところ、先生からはこのままだと訴訟されるかもよと言われましたので、訴訟されても取られるものがない状況で先方の和解案にのるメリットがどこにあるでしょうか?
和解案の250万を毎月2万づつでも払ったとして125ヶ月掛かるわけで、だとすればこのまま放置して時効を目指しますというと、訴訟で判決出れば時効は10年になるよと。

もし回収会社から電話でも払えるお金が無いと伝えておいて下さいと言うと苦笑していました。

「どっちむいて仕事してるんだ」って感じですが、まぁ出来の悪い電話番と思ってそのまま代理人でいっておきます。

世間ではインフルエンザが流行っているようです。たちばな様もどうかこの寒いなかご自愛ください。

ではでは!
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目的と手段に大きな乖離があったこのご夫婦。

お金にはなりませんでしたが、喜んでお帰り下さったのでこれはこれでよし!


「人助けとビジネスは両立」しませんでした(笑)





数日前から、咳が出ます。風邪ひいたかな?

これから北国に出かけますので、温かくして出かけようと思います。



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