こんにちは。たちばなです。

本日は月曜日。新潟の自宅からのブログ発信です。


ここ数週間で地方への出張が増えました。

セミナー依頼だったり、個別面談依頼だったり、打ち合わせだったり・・・・。

いろんな街を訪ねる事が出来るこの仕事。メリットでもあるとも言えますが、残念ながら観光している時間は・・・あんまりない。


先週一週間で、新潟をスタートし、浜松・静岡・仙台・東京・浜松(再)・中津川・名古屋・大阪(二泊)と行脚しました。そして、8日ぶりに新潟に戻り、一晩過ごして仙台に日帰りしてきました。

都合12件の個別面談と4本のセミナーをこなしてきたんです。


改めて・・・・・改めて、いろいろな考えを持つ方がいらっしゃるんだなぁ~って思います。

・盲信して相談してくる人

・疑いながら相談してくる人

・ただただ泣く人

・なーんとも思っていない人

・常に他人のせいだと主張する人

・盲信して後日ひっくり返る人

・そぶりを見せながら、いざお金が動きそうになると連絡取れなくなる人、ホントにいろいろです。


でも、なんだかんだで、数か月後や数年後に、またワタシのところに帰ってくる人が多い。後悔しながら。

そうじゃない人もきっといるんだと思うんですけど、そういう人はワタシには二度と連絡してこないんだから、ワタシはその情報を感じることは出来ないんですよね(-_-;)



一方で「オレはコレしかできない!そして法律も一つだけ!」とも思いつつ、我々が出来る救済を事業主に提案し続ける思いも強くなっております。




久しぶりに帰宅し、ワタシの膝に座る4歳の次女に言われました。

「パパってつよいの!?」って。

「あぁ!お前のパパはメチャクチャ強い!お前の好きなニンニンジャーよりもだ!」

って答えつつ、ひとり含み笑いをしてしまいました(笑)







さて、本日は同族企業での軋轢について書こうと思います。

以前にも何度か書いていますが、ワタシも新潟で小売業を営む会社の世襲経営者でした。


ワタシは30歳で父親から会社を引き継ぎ社長になりましたが、社長就任後も親父がいなければ社業はおぼつかないと思っていたので積極的に意見を求めましたし、親父もそのワタシのニーズを突き放すようなことはせず、さりとて、余計な口出しをするようなことも無く、比較的に順調にコミュニケーションを取りながら、「親子鷹」を演じてきたような気がしています。


その後会社の事業は低迷し、のちに事業を辞める事にはなったのですが、親父はワタシを責める事はしませんでしたし、ワタシもそんな気にはなりませんでしたから、激しい衝突なんてものはありませんでした。以前の事業で最後の5年ほどは親父も体調を崩しておりましたので、喧嘩にもならなかった、という事も言えますがね。


一方で、今の仕事をしていて、同族経営での親子や親族での「骨肉の争い」などを垣間見ることも多く、

ワタシの目の前で公然と親子喧嘩をするところなどもあり、ワタシが間に立って「まあまあ・・・」なんてやったり、「親子喧嘩・・・ワタシがいなくなってからやってくれません?」なんて言ったりすることもあるんです(笑)


同族経営って、人間関係がこじれると厄介なんですよね。

そして、事業における人間関係のこじれって、ほとんどがその事業の資金繰りにシンクロするんです。

資金繰りが順調であれば、人間関係も順調。資金繰りが悪化すれば、人間関係も悪化。

むろん例外はありますが、今まで4年数か月、この仕事をやってきて概ね肌感覚としてはこんなところです。








さて、

静岡県内で複数の店舗で衣料品を販売する事業主にお目にかかりました。40代男性のQさん。当方のホームページよりお問い合わせを頂きました。

最寄り駅の改札まで出迎えて下さり、Qさんの事業所へ。打ち合わせの部屋には70代男性のQさんのお父様で会長のCさんがいらっしゃいました。

会長で父親のCさんと、社長で息子のQさんとワタシ。この三人で面談したという事です。



数千万円の売り上げに対して、ほぼ同額の借入金。

リスケをしており数年が経過。現在も利息のみを40万円ほど支払いながら、事業を継続している状態。

父親で会長のCさんの名義で、いくつか不動産を所有していたので、それを売りに出しながら事業をどうにか継続しているとの事。

それでもまだ資金繰りが厳しく、今度はCさんは息子のQさん一家が住む家を売りに出して運転資金をねん出し、事業を廻す、って言うんです。これにワタシは驚愕しました。

そしてもっと驚いたのが、息子のQさん自身も「これは仕方ない・・・」って思っていた事でした。



「Cさん、息子さんやお孫さんの生活を奪ってでも、銀行に返済する選択って・・・正しいですか?

Cさんが守ってあげたい優先順位がご家族より銀行なんですか?40万円の利息を支払って、Cさんの会社が得られるメリットってなんですか?何もないですよ。

銀行の信用がなくなる!?・・・いやいや、もう無いですから。信用されていないから融資を断られているんですよ。融資を銀行が実行したくないから、リスケしているんですよ。リスケして事業が再生した会社なんかほとんど存在しない事を銀行は知っています。つまり、Cさんの会社は銀行にとって厄介者。

利息を吸い上げて吸い上げられるだけ吸い上げたら、Cさんの会社は不必要。

Cさんは70代ですから、現役でいられるのもあと数年ですからいいでしょう。でも、残されたQさんやお孫さんはどうなるんでしょう??ましてやQさんは連帯保証人。

Qさんの事を考えたら、現在の様な選択肢は絶対に生まないはずです。

銀行に資産を取られるのが嫌だなんて言ったって、返済やめて毎月40万円のコスト削減をして、差し押さえてもらえば立派な弁済ですし、一年で500万円近く。二年で1000万円近くの資金が出来ます。

この浮いた分が、実質的な融資、と考えられませんか?

それで新店舗を借りて事業を継続すればよいではないですか。

WEBでの販売額が減っているから、”テコ入れ”をされるそうですね。どんなテコ入れかって言ったら、HPのリニューアルだって、Qさんから聞きましたが・・・・・・自分が”買う側”の立場になって考えてみてください。

”お!リニューアルしている。じゃ買おう!”っていう思考回路になるかどうかを。

リニューアルに30万円の費用を投入し、30万円の利益を回収しようと思ったら・・・・利益率を踏まえると200万円ほど売り上げを作らなければいけません。既存の売り上げに追加して、ですよ。

HPのリニューアルだけで、それ作れますか!?ワタシは出来ないと思いますし、出来てもそれは数年先。その頃には、またリニューアルを迫られる環境になっているでしょう。

CさんがQさんとともにやらなければいけない事は、そこではありません。

利息の支払いを停止する事です。利息の支払いを停止すれば毎月40万円儲かります。

売上伸ばして毎月40万円儲けようと思ったら・・・・・毎月200万円以上の新規の売り上げを作らなければならないんです。

リスケしたって、借金問題は解決しません。

返済停止すれば、借金問題は解決します。5年ないし10年で。

Cさん、ご自身の目が黒いうちに借金問題を片付けるべきではありませんか??

これではあまりにもQさんが不憫ではありませんか!」


Cさんは、ワタシの話していることが、素っ頓狂な狂言に聞こえるようです。

Qさんは、ワタシの話していることが、法律に基づいている救済計画に聞こえるようです。


我々の話に乗るか乗らないか、で親子の意見は分かれました。この議論にワタシは付き合いません。

「親子で検討されて、結論が出たらワタシに連絡ください。」と言ってその土地を離れました。












次に・・・・・

都内の30代のご夫婦がご相談においでになりました。夫のFさんは、超大手企業にヘッドハンティングされ、半年ほど前からそこに勤務されるサラリーマン。奥様のF子さんは妊娠8か月。お二人目だとか。

一見幸せそうにしか見えないこのご夫婦。実は夫のFさんが負ってしまった負債について、弁護士との法的手続き中でした。


栃木県に住むFさんのお父様は栃木県内で事業を営んでいます。

そのお父様の事業の負債の保証人にFさんがなっているんです。その処理について都内の弁護士に相談していたところ、ワタシの事を知るFさんの友人に、ワタシに会いに行くように、と勧められてご夫婦で当社にお出かけ下さったんです。


お父様の事業については、詳しく伺う事が出来ませんでした。保証人であるとはいえFさんは都内でサラリーマン。Fさん自身がお父様の事業の概要について詳細を把握していなかったんですから。

ご自身の窮状を語るFさんの隣で、大きなお腹を撫でながらこちらを見るF子さん。

弁護士さんからは、個人再生を勧められたようです。費用を数十万円支払って、負債を減額してもらうっていう手法です。




「個人再生したって、官報に載りますから、現在のお勤め先がその情報を把握してしまったら、Fさんの今後の昇進なんかにいくらか作用するんじゃないでしょうか?弁護士は”黙っていればわからない”って言ったようですが、官報に載って、それを会社がチェックすればその情報は洩れます。

また、個人再生してFさんが救済されたと思えるなら、それも手段としてあっても良いとは思いますが、

それでは、お父様は救われませんよね。

でしたら、お父様の事業の問題として当方にご相談いただければ、その枝葉の問題としてFさんの救済に当たる事で、お父様が当方のクライアントになり、資金繰りを改善して、改善されて浮いたコストの中から当方にコンサルフィーを支払えば、Fさんの救済もいっしょにやるけど、支払はお父さんの会社の経費として支払いが実行されますから、Fさんの経済的負担もありません。

Fさん一家の問題としてではなく、Fさんのお父様を含めた一族全体の問題として救済する、という事です。

簡単に言うと・・・・・”臭いニオイは元から絶たなきゃダメ!”って言う事です(笑)

奥さんも、嫁の立場からご自身の窮状をお義父さんに訴えてください。

息子が言ってもいう事効かない人が、嫁の訴えにはいう事をきく、ってよくある話じゃありません??」



Fさんご夫婦は、次の栃木への帰省の際にお父様と家族会議に入ります。お父様がワタシと会う事を許容するかしないかの説得次第・・・・という事です。











親子で会っても、

親族であっても、

親友であっても、

お金のトラブルはついて回ります。


法律家さんが行う債務整理によって、そのトラブルが無くなっているのなら、ワタシはこんな仕事はしません。でも、お金のトラブルはぜーんぜん無くならない。むしろ中小企業を取り巻く経済環境はなかなか改善せず、今後もトラブルは頻発。


「大きなトラブルを発生させないために、小さなトラブルを発生させて、大きなトラブルが発生しにくい環境を作る。」


この考え方は、古来日本人には無い発想でした。

でも、ここまで世の中の拝金主義が進みますと、こういう手法が一番効果的かつ迅速な方法であることは間違いありません。






少々口幅ったい物言いになりますが、依頼人が既存の概念のままで我々と面会しますと、

そのギャップを受け入れるのに中々の覚悟と時間がかかるようです。


でも・・・・・・それじゃあ、その我々の提案や概念を受け入れなかったとしたら・・・・・それに代わる代替案を本人が持っていない事には、その問題の根本解決は出来ません。







大切な家族を守るために、大切な事業を守り、

大切な事業を守るために、大切な顧客を守り、

大切な顧客を守るために、大切な従業員を守り、

大切な従業員を守るために、大切な取引先を守るんです。


お金を貸してくれなくなった貸金業者は、あなたの大切なものを奪っていく存在です。

リスケ対応をしている貸金業者は、あなたにカネを貸したくないから、リスケしているという事に気づいて下さい。


親子で軋轢を生むような喧嘩や議論をしている場合ではありません。

こうしている間にも、資金は流出し続けているのです。


借金問題は病気と同じなんです。

「早期発見・早期治療」なんです。後で後悔するのはご自身ですよ。




「知る」努力を怠らないで下さい。

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